基礎知識のおさらい、というか、
自分でもよくわかってなかったことが
あったので、確認のため書いときます。
新型コロナの「指定感染症2類相当」が
1年延長されるということが問題に
なっていますが、そもそも
「指定感染症」とか「2類相当」って、
何でしょう?
国は「感染症法」によって、
感染症を1類~5類と
「新型インフルエンザ等感染症」
「指定感染症」の7つに分類しています。
1類~5類は、まあわかりやすい。
どういう感染症であるかが判明したものを、
その危険性によって分類したものです。
だったら10年前に発生した
「新型インフルエンザ」も、今では
完全に普通の季節性インフルエンザと
認識されているわけだから
「5類」に入れていいはずなのですが、
『コロナ論』の第1章にも描かれている
新型インフルエンザパニックの際に
急ごしらえで作られた特別枠の分類が
見直されず、そのまま残っているようです。
そして問題は、現在新コロが入っている
「指定感染症」です。
これは、新たに発生し、
1~3類に準じると思われる感染症を、
その性質が特定されるまでの間、
暫定的に指定するものです。
期間は1年間で、必要に応じて
もう1年間延長し、最大2年間適用できます。
新コロはこれによって指定感染症の「2類相当」、
一部は1類相当以上の運用がされています。
しかし、新コロは季節性インフルエンザ以下の
感染症であることはもう明らかです。
だからこそ新コロは指定感染症から外して
普通のコロナ風邪のように感染症法の
対象外にしてしまうか、
せいぜい季節性インフルエンザと同じ
「5類」に分類するかしなければ
ならなかったのです。
ところが菅政権は、
季節性インフルエンザ以下の新コロを
結核かエボラ出血熱並みとする
「指定感染症2類相当、一部1類相当」
の扱いを、もう1年続けるというのです!
しかも、もっと恐ろしい情報があります。
一部報道によると、もう1年の
指定感染症の扱いが切れた後は、
新コロを、あのどさくさ紛れの産物である
「新型インフルエンザ等感染症」の
分類に入れて、現在のままの扱いを
恒久的に続けるようにするための
検討に入っていると、
政府関係者が言っているというのです!
「枯れ尾花」を怯え続ける
珍コロ騒動が、恒久的に続く!
これを「悪夢」と言わずして、
何と言えばいいのでしょう?
その悪夢を覚ますのは、
この3冊の本の力しかありません!!